CD-Rメディアレポート

(99/08/23更新)

始めに

 最近だいぶと普及してきたCD-Rですが、やはりまだメディアの相性が残っているような気がします。以前は高速で焼けないといったものが多かったですが、最近は低速で焼けないといったものも現れて選び方が難しいです。ここでは、私が好んで使用しているメディアを紹介させていただきます。かっこ内のサイズはWinCDR4.0によるものです。

リコー 74R-SG


 現在発売されているリコーのメディアですが、フタロシアニン系色素を採用した反射材が銀のメディアです。フタロシアニン系はシアニン系と異なり反射材の色がほとんどそのまま見えるのが特徴です。決して耐光材をケチっているわけではないです。音楽CDとしても今のところ問題が無く私自身の一番のお気に入りです。しかし、近所に販売店がないのが欠点です。
 (サイズ:667500kB)

CMC 


 最近発売されているMr.DATAのメディアです。安くてそこそこ使えるので満足しています。ただし、松下の7502では4倍速で焼けません。以前のタイプは友人のヤマハのCD-Rで使えないということがありましたが、これについては???です。反射材が以前の金から銀に変わったそうですが、特に使用していて差はなさそうです。光を反射させて記録面を見てみると以前のモデルより品質が大きく向上しているような気がします。
 (サイズ:674700kB)

オンキョー


 オンキョーの現在発売されているディスクです。たぶん上記の「CMC」と同じディスクだと思います。
 (サイズ:674700kB)

太陽誘電(CDR-74TY)

CDR-74TY
 もっとも有名なメディア、「太陽誘電」です。比較的どのドライブとも相性がよいといわれているメディアで万人にお勧めできるメディアですが、私の使用するドライブで最近等倍速で書き込みが出来なくなってしまいました。4倍速では問題なく書き込みできます。個人的には最近はデータはTDK、音楽はリコーか帝人(三井OEM)で焼いていますので、購入しなくなってしまいました。
 (サイズ未調査)

帝人(CD-R74)旧タイプ


 帝人のメディアです。これは三井化学のOEMで色素にフタロシアニンが使われています。音楽用にも向いているメディアだと思います。個人的にお気に入りのメディアだったのですが、現在ではTDKのOEMとなったため入手は難しそうです。
 (サイズ:666470kB)

帝人(CD-R74)新タイプ


 帝人の現在流通しているメディアです。三井化学からTDKのOEMに変わりました。普通、身が変わればパッケージも何かしらの変更を受けるものと思っていましたが、このメディアに関しては、パッケージからは旧タイプか新タイプか全く区別がつきませんでした。私は、フタロシアニンの旧タイプと思って大量購入したのがこの新タイプだったので非常にがっかりしました。新タイプと旧タイプに何か違いがないか探したところ次の点が異なることに気がつきました。
 (サイズ:667950kB)

 ・新旧の見分け方(私が気づいた範囲で、全てがこうだと保証するものではありません)


  上記の写真のように外観上は全く同一です。しかしよく見るとふたの部分に貼られている「お買い得10枚パック」のシールの形が違います。左の裾広がりのシールがTDKのOEMタイプ、右のシールの裾が狭いものが三井のOEMです。
 また、裏面に連絡先が書いてあるのですが、千代田区になっているのがTDKのOEM、台東区になっているのが三井のOEMでした。

TDK(CD-R74S)


 TDKのタフネスコートです。比較的使いやすい良いメディアだと思いました。私は誘電よりはこのTDKの方を使っています。
 (サイズ:667950kB)

マクセル(CD-R74XL)


 マクセルの薄型ケースで売っているメディアです。以前「マクセルのCD-Rメディアはダメ」といわれていた時期があり、実際焼きミス等が多く個人的には全く購入しようと考えていませんでした。このメディアは友人から譲ってもらったメディアです。2枚ほど焼いてみましたが、コンピュータ用には問題なさそうです。プ○ステ等ではどうか解りません。
 (サイズ:670200kB)

コダック(CD-R74)


 コダックのメディアはフタロシアニンです。巷の噂では強度に問題があるそうですが、丁寧に扱えばそんなに気にしなくてもよいレベルだと思います。デザインはよいと思うのですが・・・。
 (サイズ:666452kB)

ソニー(CDQ-74BN2)


 ソニーのメディアは太陽誘電のOEMです。これもデザインがよいですね。
 (サイズ:672450kB)

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