電波時計 カシオDQD-11

(99/07/13更新)

電波時計 正面写真

はじめに


 日本の標準電波としては「JJY」があまりにも有名です。しかし、このJJYも数年後には停波となるそうで残念なことです。「JJY」は主に短波帯で送信されていますが、このほかにも長波帯にある「JG2AS」という実験局が標準電波を発射しています。先頃この「JG2AS」が出力増強され全国で受信し易くなりました。また、これを受けて各社からこの標準電波を受信して自動的に時刻を修正する時計が発売されています。数多くある中から低価格で販売されていたカシオの「DQD-11」を入手しましたので、簡単に使用感などを報告します。

動作

電波時計 背面写真
 普通の時計は、使用開始時に手動操作で時刻あわせを行う必要がありますが、この電波時計はそのような操作は一切不要です。使用開始時に、電波の受信ボタンを1回押すだけで数分後には自動的に正確な時刻が表示されます。これだけの操作で、以後は毎正時に自動的に標準電波を受信し、時刻修正を行います。アマ無の業務日誌など秒単位で正確な時刻を知る必要がある場合など、重宝すること間違いないです。






電波時計 外箱

購入相場


 私自身は1980円(税別)で購入しました。時計は秒表示されることはもちろんのこと、目覚まし機能など普通の時計としても問題なく使用できます。いろいろなメーカーから出ていますが、卓上型なら2〜5千円までで購入できると思います。壁掛け式でアナログのものなどは、1万数千円と高価ですが、時計あわせが不要というのはかなり価値が高いのではないかと思われます。





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